映画の感想

映画「人生は小説よりも奇なり」の感想【ネタバレ】

<景品表示法に基づく表記>本サイトのコンテンツには商品プロモーションが含まれています。

http://www.imdb.com/title/tt2639344/

 

2014年に公開された熟年ゲイカップルをテーマにした映画「人生は小説よりも奇なり」の感想です。ネタバレを含みますので未視聴の方はお気をつけください。

 

 

映画「人生は小説よりも奇なり」のあらすじ

 

画家のベンと音楽教師のジョージ。

39年連れ添ってきた二人は同性婚が認められたニューヨークで入籍を果たす。

しかし、同性同士の結婚が理由でジョージはカトリックの音楽教師をクビになってしまう。

保険、年金、不動産…

楽しい新婚生活が始まるはずの二人が、経済的な面から別居をよぎなくされる事になり…

 

 

人生は小説よりも奇なり/キャスト・予告動画

■キャスト(左が役名)

 

ベン・ハル/ジョンリスゴー「愛と追悼の日々」

ジョージ・ガレア/アルフレッド・モリナ「スパイダーマン2」

マリサ/ケイト・ハル「いとしのビニー」
■監督 アイラ・サックス

 

原題「Love is strenge」邦題「人生は小説よりも奇なり」

 

 

 

 

【ネタバレ】映画「人生は小説よりも奇なり」の感想

 

WOWOWで放送されたのを視聴。美しい映像と音楽をバックに流れる二人の愛。

 

どのような形であっても愛はとても美しく、輝いてるものなんだと感じさせてくれる映画でした。

 

主演の俳優二人からは人生を感じさせる演技と雰囲気が出ていて、それが映画(創作)と現実的な問題(ゲイへの根強い差別)のバランスをうまくとってる感じがしました。

 

 

後半はベンが怪我→絵が描けなくなる(ここで心臓の検査を受ける/死因もこれ?)→ある日、スッとベンが天国にいってしまうんですが、今まであった日常の崩壊がサラサラと書かれていて「あぁこれは誰にでも起こるんだな」と実感させられる内容でした。

 

テーマは愛であり、人間。

 

ベンが個展を開く夢は叶わなかった。でも、ベンとジョージが「ベンが死んだあと、個展は開かれるかも」という感じの会話をしてたので、多分ベンの夢は、ジョージが叶えてくれるんじゃないかなと予想(予想、というより願望に近い)

 

「ブロークバックマウンテン」同様、真実の愛を描いた映画。多くの人に観てもらいたい作品です。

 

 

でも邦題が…「うーん?」という感じ。これだとコメディ映画っぽい気がする。

いっそキャッチコピーの「されど愛しき我らが日々」を邦題に持っていった方が良かったんじゃないかなぁ。