東洋医学では体を温めるものを陽、冷やす物を陰に分けています。冷えは万病のもとと言われ、体温が下がると免疫力も低下します。
ここでは
- 冷え性を改善する飲み物
- 体を冷やす飲み物
について紹介しています。イラスト付きのレシピも載せてるので参考にしてください。
冷え性を改善する飲み物
体温を上げるのにおすすめの飲み物です。実際に効果を感じられたものを紹介します。
紅茶生姜
紅茶は発酵しているので体を温める効果があります。そこに生姜を少し入れると体温が上昇します。
■生姜紅茶の作り方
1.市販の紅茶を淹れます。
2.小さじ1杯分の生姜を入れて、かき混ぜます。
生姜はチューブよりもすりおろしたものの方がおいしいです。すりおろした生姜はジップロックに入れて冷凍保存できます。
生姜湯
生姜には代謝をあげ、手足の冷えを改善する効果があります。
■簡単な生姜湯の作り方
1.コップの中にチューブの生姜・はちみつを入れます。
2.お湯を注ぎ、よく混ぜれば完成です。
味っ気があまりないので、続けるのには向かないかも…
ココア
ココアに含まれる成分(テオブロミン)が血管を拡張して抹消部分の血液循環を改善してくれます。
寝る前に飲むと自律神経が整って寝つきもよくなるので、睡眠前に飲むのがおすすめです。
きなこ牛乳
きなこの原料となる大豆は植物性たんぱく質が豊富。たんぱく質は体内に熱を作ってくれるのでおすすめです。
また、イソフラボンも豊富に含まれてるので美肌効果も期待できます。
■簡単なきな粉牛乳の作り方
1.牛乳をコップに入れてレンチンする(約1分)
2.お好みのきな粉を入れる(黒ゴマ入りのきな粉がおすすめ)
飲みづらいと感じた時は砂糖やはちみつを入れると飲みやすくなります。
味噌汁
大豆に含まれるたんぱく質が熱を作ってくれます。特に大豆製品が使われた油揚げや豆腐の味噌汁は冷え性におすすめ。
塩分濃度が心配な人、高血圧の人は1日2杯までにしてください。
にんじんとリンゴのジュース
冷えの改善と風邪予防にも効果的です。
1.ニンジンを洗い、皮ごとすり下ろします
2.さらしの布に入れてしぼります。
3.水を入れて味を調整します。
4.好みではちみつ、リンゴジュースを入れて完成。
レシピはこちらの方のを参考にさせて頂きました→ミキサーなくても大丈夫!にんじんジュース
ミキサーがある人はにんじんジュース ミキサーでレシピ検索してみてください。
甘酒
冷えの対策+代謝の促進もしてくれる甘酒は女性の強い味方。
ただ、独特な風味が苦手な人も多いかもしれません。
ホットワイン
ポリフェノールたっぷりの赤ワインは体の芯から温めてくれます。
■簡単なホットワインの作り方
1.赤ワインを小鍋に入れて、温めます。
2.砂糖大さじ4杯を入れて、スプーンでかき混ぜます
3.沸騰したらすぐに火をとめて下さい。
少し甘めなので、砂糖は調整してみて下さい。冷え性にはもちろん、風邪の引き始めにも効果的です。
ポイント
冷え性によくない飲み物
体を冷やす・体温を下げる飲み物です。
・コーヒー、緑茶などのカフェインが含まれたもの
・甘味料たっぷりのジュース
ただ、コーヒーは乳がん予防、緑茶には殺菌効果のあるカテキンが含まれているので一日1~2杯であれば気にせず飲んで良いと思います。
市販のジュースは体を冷やす白砂糖が沢山含まれてるので、どうしても甘い物を飲みたい時は果汁100%、糖質ゼロのものを飲むようにしてください。
おさらい
体を温めるには発酵した茶葉、たんぱく質が含まれた飲み物を飲むのが効果的です。血行が悪くなると頭痛や腰痛を引き起こす事もあるので注意してください。
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