ホラー映画「チャイルドプレイ(2019年版)」を観ました。その感想を書いています。結末を含む大きなネタバレはありません。
■チャイルドプレイ(2019)の簡単なあらすじ
引っ越してきて友達がいないアンディは、母親からAIが搭載された人形をプレゼントされる。でも、この人形は「暴力制御」が解除された不良品で…
と、いうお話。
いろんな意味で現代っぽいんですが、一番現代っぽいのがチャッキーのお顔
ライオンのたてがみのように美しい髪
青空のように澄んだ瞳
人をひきつけてやまない柔らかい笑顔~返り血をそえて~
と、いう感じ。
セーラームー●もそうだけど、なんでリメイク版って必ず目が大きくなるんだろう?このままだとみんな青鬼になるのでは?
引用元:プレイストア
チャッキーの良さ(?)といえば、今度はいつどこで何をするのかとハラハラ感を与えてくれる所だけど、リメイク版ではそうゆうのはなし。
ネットがつながってるものを操れる。そうなると、スマホや自動運転の車、機械に限られていくし。
さらに、アンディを独り占めしたいが為に殺人をしてるので「次のターゲットはあの人かな?」という予測もついてしまう。
殺される人も、刑事の母親以外はあまりいい人はいないので同情できない。
後半。スーパーで決闘がはじまるけど、チャッキーが棚にある全てのおもちゃを操って戦った方が面白かったのでは?
最後の決闘なのに、あっさり終わってしまった。
チャッキーがアンディの補聴器に「君は僕の親友 ずっと別れないよ」ってバディソングを流し続けて洗脳する展開でも面白かったと思う。
怖さを感じなかったのは、チャッキーにも同情する面があるから。
工場の社員が制御装置をオフにしたせいで、不良品として出荷されたチャッキー。それでもチャッキーはアンディの「バディ」になるために、一生懸命尽くしてく。
そうゆう面があるから、観てるうちにチャッキーに愛しさがこみあげてくる。恐ろしい子。
ホラー映画としては物足りなかったけど、トイストーリー4に対する挑発的なポスターは好きです。
The latest ‘Child’s Play’ poster brutally takes on Buzz Lightyear 🔫
(via @ChildsPlayMovie) pic.twitter.com/6HbW4bz7XW
— Fandom (@getFANDOM) June 6, 2019
本編でも何かしらのオマージュ(?)があるのかなと思ったけど、おもちゃをもらった子が「アンディ」という以外はなし。やっぱりクライマックスでチャッキーが全おもちゃを操る展開にしてもらいたかったなぁ。
一番怖かったのはエンドロール。「君は親友 死ぬまで一緒だよ」と、バディソングが延々と流れてるのが怖かったです。
オリジナル版の創始者ドン・マンシーニー氏はリメイク版には反対で、映画に名前を載せるのも拒否したとのこと。元祖「チャイルド・プレイ」とは別の映画として観た方が楽しめるかもしれません。