「キャッスル」のベケット役で有名なスタナカティック主演のドラマ、アブセンシア~FBIの疑心~の1話から2話のあらすじと感想です。ネタバレを含みますので未視聴の方はお気をつけください。
あらすじ(ネタバレ)
FBI捜査官のエミリーは夫のニック、息子のフリンと仲睦まじく暮らしていた。しかし、エミリーはハーロウという男に誘拐され殺害される。ハーロウは被害者の瞼を切り落として殺害する、シリアルキラーだった。
エミリーの遺体が発見されないまま捜査は打ち切られた。ニックはアリスと再婚し、アリスはフリンを実の息子として可愛いがっていた。
6年後、ニックの携帯にエミリーを殺害した犯人、ハーロウから電話がかかってくる。ハーロウが指定した場所にニックがかけつけると、そこには水槽に閉じ込められたエミリーがいた。エミリーは生きていたのだ。
病院で目覚めたエミリーは自分が六年間も監禁されていたこと、その間にニックが再婚していたこと、息子のフリンが自分を覚えていない事にショックを受ける。
更にエミリーと複数の女性を殺害した容疑で逮捕されていたハーロウだったが、エミリーが生きていたため保釈されてしまう。今後、誘拐容疑で裁判が行われるがその日程は未定。
エミリーはニック、そしてボストン市警のトミーと連携しながら事件の捜査をすすめる。
捜査をすすめるうちに、6年前にエミリーが担当したセメロフという男がエミリーを監禁した容疑者として浮上。
FBIはセメロフが人身売買の取引を行っている現場に先回りし、一網打尽にする。しかし、現場にセメロフの姿はなかった。
セメロフの行方を探そうとする刑事たち。そこに鑑識が現れ、二週間前に川で発見された身元不明の男性の遺体がセメロフであると報告してきた。
更に遺体の爪から検出された皮膚はエミリーのものだったことが判明。FBIはエミリーが誘拐を装い、セメロフを殺したのではないかと疑い始める。
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ボストン市警に会計士のケリーが訪れる。彼女は二週間前にセメロフとエミリーが言い争っているのを見たと証言。FBIとボストン市警はエミリーを取り調べる。
弁護士をたてその場を乗り切ったエミリーだが、自分を監禁していた人物が常に仮面をかぶっていた事、事件当時の事は全く思い出せない事から圧倒的に不利な状態にあった。
ニックは目撃者のケリーについて調査を開始。彼女の指紋を拝借しデータベースにかけると、レジーナという女性がヒットした。ケリーは偽名を使っていたのだ。
レジーナはロシアのマフィアと繋がっており、資金洗浄を行っていた。更に横のつながりを調べるとジョナサン・クーパーという花屋がヒットする。
ニックがクーパーを問い詰めると、レジーナはFBIかボストン市警の中の人物と繋がっていると証言。しかし、その人物の名前は分からないという。
ニックとエミリーは裏切者を探す決意をする。
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夜中、ボストン市警に一本の電話が入る。トミーが現場にかけつけると、そこにはエミリー誘拐容疑で起訴されていたハーロウの遺体があった。
相関図
6年前の相関図
月日は流れ、6年後
感想
そこまで期待してなかったけど、ススッと物語に引き込まれました。六年もの長い時間を奪われたけど、現実と向き合い懸命に戦うエミリーがかっこいい。
そして娘の孤独を癒してあげるエミリーパパが凄くいい人。でも元刑事らしいので、何らかの形で事件と関与してるのではないだろうか。
あとエミリーのお兄さん(元医者)も怪しい。ついでにいうとニックの現在の奥さん、アリスも怪しい(疑心まみれ)
スタナカティックさんはこうゆう力強い女性が似合うなぁ。一昔前のジョディフォスターさんを思い出します。
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