映画の感想

ホラー映画「スクリーム」あらすじ感想10年ぶりに観て気づいたこと

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1996年に一世を風靡した人気ホラー映画「スクリーム」ホラー映画好きじゃなくても、ゾンビのような仮面に見覚えある人も多いと思います。

私はずっと前にスクリームを観てるんですが、今回WOWOWさんでシリーズ3部作一挙放送ということで観ておりました。

そしたら「この映画って当時はかなり斬新だったのでは?」と思ったので、その感想をまとめてます。

あらすじに大きなネタバレはないので、うろ覚えな人でも読んで大丈夫です。

 

まず、スクリームの簡単なあらすじ。殺人鬼に母親を殺された女子高生。深い傷を負いながら恋人のビリーや友達と普通の学校生活を送ってました。
しかし、ある日仮面をつけた連続殺人犯にナイフで襲われてしまい……

という内容。
よくある内容なんですが、この映画の面白い所は

ホラー映画なのにホラー映画の鉄則とかをいちいち説明している所

 

「ホラー映画では二階にあがるな」
「映画では性行為をした人、酒に溺れた人、「すぐ戻る」といった人は殺される」

暗黙のルールや鉄則がポンポンと出てきて「それを言うからにはフラグ?フラグだよね?フラ…違うのかいっ!」と、なります。

ちなみにスクリーム2では

「映画の続編はたいてい失敗する」

「駄作ばっかだ。続編はだめだ…」

という、自虐的な会話も出てきます。

調べてみるとこうゆう会話は意図的に作られていて

登場人物たちが「スプラッター映画で見られるお決まりのパターン」を会話の中で紹介し、それを面白おかしく批判する描写がある

引用元:Wikipedia

こうゆうセリフや設定が、当時低迷気味だったスプラッター映画の人気を復活させたとのこと。映画の中で映画について語ってる感じが面白い。

 

海外だと宗教の関係もあって、自堕落(酒・性に溺れる)した若者が殺人鬼に襲われるという展開は多いんですが(一種の罰・自業自得という意味で)日本のホラー映画は善人だろうと何だろうと容赦ないので、そこに国のの違いが出てて面白い。

日本のホラー映画って怖いよね。「輪廻」は話もしっかりしてて好きでした。

 

 

後は犯人がマヌけで女性陣に蹴られまくってる所

 

映画スクリームのイラスト

それまでのホラー映画は殺人鬼がくると女性(大抵ブロンド)は叫んでそのまま殺されるけど、この映画だと女性はしっかり反撃する。

ホラー映画で「きゃぁぁあ!!」って叫ぶ女性にあまり共感を覚えれなかったので、この仕様(?)はすごく好き。

 

実際あの仮面をかぶった男が出てきて、きゃぁあって叫べるだろか。
「うぉおおあ●△☆#んじゃ!!!??(野太い声)」ってなりそう。

 

犯人の知能も見た目は大人、頭脳は子供なので女性たちに簡単に逃げられていきます。

 

犯人から逃げるために車に乗り込む主人公→犯人がドアの前にいるので、座席の下を通ってトランクから逃げる。

犯人は外からトランクに回れば一発で捕まえられたのに、なぜかこの犯人、主人公と同じように座席の下を通って主人公を捕まえようとする

 

 

結果
 

 

逃げられる。

 

(´-`).。oO(そりゃそうなるよ…/全視聴者)

 

殺人鬼としてはレベル1なので、それが逆に愛おしい。しかも最後は主人公にマウントを取られてぼこぼこにされるという間抜けっぷり。

 

(´-`).。oO(斬新…)

 

決して怖い映画じゃないんだよね。
それに主人公が身勝手な子で、観てても感情移入が全くできないんだけど(保安官補が一番好き)それでもシリーズ全部を観てしまう中毒性があります。「SAW」みたいな感じ。

 

それに、この時代のアイテムがすごく好き。
女の子がアンテナついた子機を持ってお話しながらポップコーンを焼いてるのみると、古き良き時代だなと思います。

当たり前だけど誰もスマホもってないんだよね。女の子は恋愛話して、男の子はズボンの中にシャツをインして浦飯幽●スタイルで学校に通ってる。

最後に、映画の中で一番華があったビリー役のスキート・ウールリッチさんの現在について調べてみました。

現在の彼はこちら。

相変わらずかっこいい。やっぱりかっこいい人ってかっこいいんだ(迷言)

最近だと海外ドラマ「LAW&ORDEL」のスピンオフ「LAW&ORDER LA」で主役を演じてました。日本ではスーパードラマTVで放送されてましたが、残念ながらこのドラマは視聴率がうまくとれずに終了しております。

 

スクリーム。約10年ぶりにみたけど、いろんな発見もあって面白かったです。全シリーズ見返さないと…(使命感)

 

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