海外ドラマ「ザ・フィクサー」のあらすじ
「大災害を起こすことで株価に変動がでる。石油船が爆発すれば原油除去の会社が。橋を壊せば建設会社の株価が…」
橋の崩落事故で家族を亡くした女性、モラロ。彼女は米国事故調査局、通称NAIAで働いていた。ある日、大型タンカーが海底油田基地と衝突する大事故が発生。
彼女は船のデータを回収しパソコンで解析しようとするが、なぜかデータの中身は空っぽ。
不審に思った彼女は会社の命令に逆らい独自に調査を進めていく。
そんなある日、カーターと名乗る男からモラロの元に電話がかかってくる。カーターはモラロに「今までに起きた大きな災害はある組織によって起こされたものだ。奴らは災害に見せかけた事故を起こし、思うように株を動かし金儲けをしている。そして、君の会社の中にも内通者がいる」と告げる。
モラロはカーターの話が作り話ではないかと疑問に感じながらも、自分の家族が死んだ橋の崩落事故もその組織によるものであるということがわかり、カーターと協力し組織の陰謀を暴こうとする。
海外ドラマ「ザ・フィクサー」キャスト
左が役名
カーター ■エリック・デイン(「グレイズアナトミー」マークスローン)
エリー・モラロ ■ キャスリーン・ロバートソン(『ビバリーヒルズ高校白書』)
グラント ■アンドリュー・エアリー
タイラー ■カイル・スウィッツァー
キンケイド ■ヤニック・トゥルースデール
ライリー ■ジム・ソーバーン
【ネタバレ】ザ・フィクサー前編・後編の感想
傍からみると不運な災害。しかし、これがある組織によって仕組まれたものだとしたら・・
組織の黒幕を表す「フィクサー」元々アメリカで4話にわけられて放送されたドラマをWOWOWが前編・後編にわけて放送。
主演のカーターを務めるのはグレイズアナトミーでマークスローンを演じ、人気を博したエリックデインさん。
wikiより
カーターは最初1人でこの組織を暴こうとしてるんですが、様々な場所に出入りできる事故調査局のモラロに協力を依頼し、タッグを組みます。
元々4話のミニドラマのためか、タッグを組むまで話がサクサク進みます。
スッとカーターがモラロの元に現れて、すっと組んで、すっと真相に近づいていく感じ。
特に大きな見どころというものはなかった気がするなぁ。
話が進むにつれて、カーターがかつて金目的で組織に入っていた、連中は抜けようとしたカーターを毒殺しようとしたがうまくいかず、ということがわかってくる。
実際にこの組織の黒幕は偉そうなおっさんで、モラロの会社の内通者は実はモラロの友達の女性でした、という話。女が内通者って超怖いよね。
後は淡々と「次の大きな災害を起こそう!ガス工場を爆発するぜ!」という組織の陰謀をカーター達がつきとめて止めにいくっていう流れ。
結局、組織の陰謀をカーターが止めて大規模な爆発はさけられるんだけど、気化したガスに組織のボスがライターで火をつけて工場を爆発させ、証拠隠蔽。ライターで火をつけた彼も仲間もそのまま爆発に巻き込まれ死亡。
ガス工場の大規模な爆発が失敗したことを知った組織の黒幕は自殺。証拠は闇と共に消えた。
一連の事件の犯人とされて警察に追われていたモラロも誤解がとけて、街を救った英雄として表彰されることに。最後はマスコミに扮したカーターが彼女に接触して、物語は幕を閉じる。
全体的に「うーん」と言うのが正直な感想。
結局組織の人間は自殺したりカーターに殺されたりで終わっちゃった。
何よりカーターさん強そうに見えない。
森の中を走ってる姿も普通のおじさん。敵を追いかけてる姿も普通のおじさん。
「あれ?組織にいたんだよね?」と思わずにはいられないくらい普通のおじさんでした。
主演の男女二人がくっつくわけでもないし、片方が優れてて片方がまぬけ、という凸凹コンビでもなく。どちらも平均的に出来るひと。どっちか崩せばよかったのに。
多分話よりも役者をみるドラマだと思うので、主演のエリックデインさんが好きな人は見て損はないです。メガネ姿もかっこよかった。