映画の感想

映画「ロンドン・ロードある殺人に関する証言」の感想

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【WOWOW】映画「 ロンドン・ロードある殺人に関する証言」のあらすじとキャスト、スティーブライト容疑者について

 

公式サイトより

 

イギリス、イプスウィッチで起きた売春婦殺人事件を元にした映画「ロンドンロード ある殺人に関する証言」のあらすじ、キャスト、感想です。

特に大きなネタバレはありませんが、まっさらな状態で観たい方はお気をつけください。

 

あらすじ

2006年、イギリス、イプスウィッチで売春婦の連続殺人事件が発生。

小さな街で起きた連続殺人事件に震え上がる住民たち。

現場に残された証拠からスティーブ・ライト容疑者が浮上し、逮捕される。

連続殺人犯が捕まったと安堵する住民だったが、事件後、イプスウィッチは「売春婦だらけの街」とすっかりイメージダウンしてしまい……

 

 

 

 

予告動画

■原題 London Road(邦題「ロンドン・ロード ある殺人に関する証言」)

原作はロイヤル・ナショナル・シアターが初演したミュージカル舞台

■制作年 2015
■制作国 イギリス

キャスト

■監督 ルーファス・ノリス(「ブロークン」「デーモンの嵐」)
■脚本/アレッキー・ブライス

 

左が役名

 

■ジュリー/オリヴィア・コールマン(「ブロードチャーチ 殺意の街」)
■マーク/トム・ハーディ(「マッドマックス 怒りのデスロード」)
■ジューン/アニタ・ドブソン(「イーストエンダーズ」)
■ジャン/クレア・バート(「ブロークン」)

 

この作品の評価

好きな人は好き、嫌いな人は嫌いと分かれる映画。

 

 

「面白い!でも大衆向きじゃないよね」

 

「オンデマンドで、トム・ハーディが出てるのをみたのに、二分位しか出てない」

 

 

スティーブライト容疑者と英国の売春婦連続殺害事件について

 

2006年にイギリスのイプスウィッチで売春婦5人が立て続けに殺される事件が発生。

最初の容疑者は37歳の元スーパーの店員の男性。彼は被害者の売春婦たちと関係を持っていたため、警察に逮捕された。

 

しかし、その後警察は二人目の容疑者スティーブ・ライトを逮捕したと発表。最初の容疑者は釈放された。

 

物的証拠が見つかり、5件すべての殺人でスティーブ氏は有罪とされ、終身刑が言い渡された。

 

 

スティーブライト容疑者(Wikiより)

 

バージニア州ノーフォークにて生まれる。

結婚して息子をもうけたが離婚。その後、再び別の女性と結婚する。

犯行時の職業はフォークリフトのドライバー。それ以前はサウスロンドンにてカフェを経営
していた。しかし、彼のギャンブル、酒癖の悪さで全てを失った。

 

2001年には借金を返す為に金を盗み、有罪判決をうけている。

これが殺人のきっかけだったのではと言われている。

 

感想

とても独特な映画でした。

 

実際に会った殺人事件を元に作られているのに、ミュージカルだからか暗すぎず、悲しすぎずという感じ。

 

そして何を一番伝えたいの?主役は誰?マックス役のトム・ハーディさん全然出てないじゃん!

と、いうのが私の感想の全てです。

 

WOWOWさんも大々的に宣伝してるけど、冗談抜きでトムさん二分くらいしか出てなかった。

 


ちなみに彼の役は「若い頃から連続殺人事件について勉強していた」というシリアルキラーオタクです(職業はタクシードライバー)

 

映画を観た後にあのイケメンがトムさんだったって初めて知りました。フュリオサがいないから分からなかったよ…ごめんな…

 

 

映画の中の台詞について

 

映画の中で住民たちが歌う言葉、セリフは全てイプスウィッチで実際にインタビューを受けた住民、売春婦たちの言葉で出来てます。

 

エンドクレジットでも実際に録音された住民たちの声が流れてました。この発想がとても面白かったなぁ。

 

後、子供から風船をもらっていた売春婦の女性が印象的でした。寂しそうな、悲しそうな。

でも、塞ぎこまずにああやって住民たちの輪の中に入ろうとしたから、頑張って薬を断って乗り越えれたらいいなぁ。

 

 

 

 

撮り方も面白い作品なので、観て損はないと思います。でもトム・ハーディさんが目当てなら、おとなしくマッドマックスを観よう。

 

 

 

印象に残ったセリフ

 

 

「怖いのは 犯人も私たちと同じように生活してること」

 

イプスウィッチの少女