ソフィアの単独監護権をめぐり、アリゾナとカリーは法廷で争うことになる。法廷ではメレディスら病院の同僚が証言台に立つ。そんな中、以前来院した妊婦ジェニーが転んで腹を切ったとして母親タラとともに再来院。羊水が漏れていたため、アリゾナの代理の婦人科医ルッソが子宮底を閉じる処置を施す。しかしまだ羊水が漏れていることが分かり、ルッソは緊急帝王切開を主張。それに反対するアレックスと対立し……。
WOWOWで放送されている海外ドラマグレイズアナトミー12「#22 ママたちの試練」の感想です。ネタバレを含みますので未見の方はお気を付けください。
二人の母親
今回はカリーVSアリゾナに焦点をあてた内容でした。とてもドロドロで、何とも言えない気持ちでございます…。
結局、アリゾナ先生が言ったように「どちらが勝ってもソフィアはみんなに愛され、みんなに守られながら成長していく。だって私たちがいるから」という発言が全てを物語っていたようにも思う。
この発言が裁判官に良い影響を与えたのではないか?と思わずにはいられなかった判決。アリゾナ先生が監護権を勝ち取るという形で今回のグレイズアナトミーは幕を閉じました。
ドラマの最後でメレディスに抱き着きながら泣いていたカリーをみると、本当にこの裁判は何もうまなかったのではないか、と思わずにはいられない。
慰めようとするペニーの手すらはねのけてしまうカリー。事の発端、責任を全てペニーに押し付けないかちょっと心配。今回こうなったのはペニーとカリーの責任で、逆に一番巻き込まれてしまったのはアリゾナ先生だからねぇ…。
ただあれだけ引き返すチャンスがあったのに、なぜカリーもアリゾナもそれを選ばなかったのかなとは思う。
これからのカリーがとる選択は…
まずカリーとペニーがどうなるのかな、という感じ。本当にこのままペニーと一緒にシアトルを離れて幸せになれるのかな。ペニーの方も、この裁判の結果をこれからもねちねちとカリーに言われ続けるんじゃないかな。
私はカリーとペニーだったらペニーを応援したい気持ちの方が強いので、ペニーのこれからの幸せを考えたらカリーと別れるべきなのでは…とも思う。もちろん、二人が幸せでいるのが一番だけど、今回の裁判の結果をふまえて考えると、残念だけど前の状態には戻れないだろうなぁ。
なんだか色々な事を考えさせられる回でした。そしてアリゾナリチャードコンビの夜のクイズデート♡のふせんがここで回収されるとは思わなかった。
バーで優勝回数とか記録されるんだね…リチャード先生がはしゃいでSNSに投稿とかしてたら可愛いかったのに(100万回のイイネ!つけるのに)
ソフィアちゃんのためにも、いい方向にいってほしいものです。