デヴィッドリンチ監督の新作、ツインピークTheReturn第一話のあらすじと感想です。
ネタバレを含みますので未視聴の方はお気をつけください。
新ツインピークスリターン第一話のあらすじ
冒頭
別の次元の悪しき世界、ブラックロッジ。クーパーは巨人と向き合った状態でイスに座っている。
クーパーは蓄音機型のスピーカーから流れる「ギギ‥」っという不気味な音に耳を傾ける。
巨人はクーパーに
「忘れるな
430
リチャードとリンダ
二羽の鳥と一石」
と、告げる
1話で起こる二つの事件
1.ガラスの箱
学生のサムと彼の恋人、トレイシー。
サムの仕事はソファに座りながらガラスの箱を見つめ、そこから「何か」が出ないかを見つめるものだった。
金持ちに依頼されたというトップシークレットのこの仕事。しかし、サムは恋人のトレイシーを部屋に招き入れてしまう。
サムとトレイシーが愛し合っていると、ガラスの箱は一面黒に包まれ、中から白い人間のようなものが浮かびあがってきた。
不気味な物体は箱を突き破り、サムとトレイシーに襲いかかる。
2.図書館司書ルースの殺人
とあるマンションで女性の頭部と男性の下半身の遺体が見つかる。
鑑識を勧めた結果、頭部の女性はマンションの住人であるルースという事が判明(下半身の遺体については不明)
殺人容疑として逮捕されたのは、学校の校長、ビル・ヘイスティングだった。
警察がビルの車を調べていると、トランクから人間の肉片のようなものが発見される。
不審な行動をとるクーパー捜査官
旧作の最終回でボブが乗り移ったクーパー捜査官。
メルセデスベンツでオースティンの家に向かい、ダリヤと青年レイを連れてどこかに向かう。
この時のクーパーさんが革ジャンにロン毛という、お世辞でも似合ってるとは言えない格好なので、恐らく中身はボブなんだと思う。
本物のクーパーは現在行方不明。
保安官事務所
丸太おばさんことマーガレットがホーク副署長に電話をかける
「丸太からあなたに伝言がある。
誰かが行方不明。それをホークが見つけなければならない
それはクーパー元捜査官と関係している
見つけ出す方法はホークのルーツと関係がある」
ツインピークスリターン1話の感想
旧作から25年後。
ガラスの箱、頭部が切断された死体、色々な謎が散りばめられていますが、
ロン毛で革ジャンのクーパー捜査官に全て持っていかれた感じがいたします。
これがまた、とても、似合わない…(泣いてる)
「クーパー捜査官」で検索したらサジェストに「ロン毛 似合わない」って出ないか心配だよ…。
ボブが乗り移ってるからこうなってるんだろうけど、リーランドの時のようにボブに乗り移られると髪の毛に変化が出てくるんだな…。
そして25年という月日が経ってるにも関わらず、相変わらず美しいルーシーさんにびっくりです。全然変わってない。良い年の取り方してるなぁ、この人。
今回のエピソードにも出演した丸太おばさんことマーガレット役のキャサリン・E・コールソンさんは、癌のため71歳で亡くなってしまいました。
シェリー役で共演されたメッチェン氏もTwitterでお言葉をのこしています。
We love you #CatherineCoulson #LogLady4ever http://t.co/FOU91sa94f pic.twitter.com/dpkejmgTTn
— Mädchen Amick (@madchenamick) 2015年9月29日
才能にあふれ、人を笑わせる事が大好きだったキャサリンさん。ご冥福をお祈りいたします。
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