人間は3~4歳位までに言語の脳が出来上がると言われています。この時に外国暮らしをしたり、外国人の友達ができた子供は英語もぺらぺらになる可能性が高くなります。
では、小さい頃に海外暮らしをしていなかった我々は英語脳を作れないのか?というと、そうではありません。
有名なのが小林克也さんです。
日本にいながら英語をマスターするコツ
御本人のTwitterアカウントより
長年スマステーションのナレーターをされていた小林克也さん。小学三年生の頃にラジオで流れていた放送を聴いてから英語に興味を持ち始め、その後はエルヴィスプレスリーを中心としたロックを聴き続けて英語の耳を完成させたと言われてます。
英語の形を耳でとらえ、その真似をしてスピーキング力を鍛え、英語が話せるようになりました。
小林さんは海外での生活経験がほとんどなく、日本にいながら英語を身に着けた第一人者といっても過言ではありません。
いま私達が日本語を話せるのは、日常的に日本語を聞いていたからです。
つまり小林さんのように日本に住んでいても英語を聞き流し、英語に触れる機会を増やしてあげれば大人になっても英語が喋れるようになります。
英語の聞き流しの効果
■リズムがつく
「可愛いくない」
「可愛いくない?」
「可愛いくない!!!」
同じ言葉でも言い方次第で否定にも強調にもなります。英語もこれと同じで、英文の中に一定の強弱・リズムがあります。
英語を聴き流せばそのリズムを耳で覚える事ができます。これは聞き流しの大きなメリットです。
集中すべき場所が分かる
日本語の文章は頭よりも後ろの方が大切になってきます。
しかし、英語は
「Igo to school」
「I don’t go to school」
と、最初の方が大事になってきます。
前半を集中して聞き取るクセを身に着ければ、リスニング力もスピーキング力もあげる事ができます。
これらは前回書いた記事に詳しく書いてるので参考にして下さい→英語の聞き取りのコツは英会話の後半じゃなくて前半に集中すること【初心者】
英語聞き流しにおすすめのyoutube動画4選
では早速英語を聴き流してみましょう。使うのは動画サイトYoutubeです。
アプリを入れればスマホでもサクサク視聴できます。
Android→インストール
IOS→インストール
youtubeのどんな動画が聞き流しに向いてるかというと、ネイティブが話してる動画です。
小さい頃にニュースで観た映像、映画が記憶に残っている事はありませんか?昨日の晩ごはんは思い出せなくても、小さい頃に好きだったキャラの必殺技は言えるのではないでしょうか(例:邪王炎殺黒龍波)
別の記事で詳しく書きますが、耳で聞いた事は記憶に残りやすいです。初心者の場合は「最初から理解しなきゃ!」と意気込んでしまいがちですが、最初はただ英語に耳を慣らすだけでOKです。
以下がyoutubeでおすすめの動画です。
CNN Student News
https://youtu.be/aT5GpLIVDhQ
アメリカの有名なテレビ局CNN(Cable News Network)の公式動画です。普通のニュースのように作業をしながら聞き流して聞いてみて下さい。
視聴目安:10分
BBC stories
アメリカの大手放送局BBCが手掛けるBBC storiesです。様々な人間にスポットライトをあてて作られています。
専門用語も出てきますが、映像から何が起きてるか分かりやすいです。
視聴目安:約20分
CHARLIE AND LOLA(アニメ)
子供向けのアニメです。英語字幕が最初からついているのでリスニング力・リーディング力を鍛えるのにおすすめです。
視聴目安:10分
海外のゲーム実況
ゲームのプレイ内容を動画で配信するゲーム実況。こちらの動画は5人の若者がプレイしてるので、ネイティブが普段使っている英語を聴けます。
あと観てて楽しいです。ゲーム好きな方はぜひ。
視聴目安:10分
少しずつ慣れてきたら前半に意識を集中させて聞いてみてください。主語(I,you,she…)疑問文(who,what,why…)など、よく使われる単語が自然にインプットされ、パターンが見えてきます。
おさらい
・日本に住んでいても英語は上達できるよ
・動画は理解できなくて大丈夫。ネイティブの英語をバンバン聴いて英語脳を作っていこう