冬の頭痛が起きる原因
寒い季節に頭痛が起きる原因は大きく分けてこの4つです。
- 気圧
- 温度変化
- 筋肉のコリ
- 脱水症状
気圧による頭痛
天気によって起こる体調不良を気象病と言います。晴れの日は何ともないけど、雨の日や低気圧が来ると頭痛・吐き気がするといった症状が現れます。
気圧の変化が起こるとそれに対抗するために自律神経が活性化されます。それがめまいや吐き気を催します。
また、この時には目の前がチカチカするような片頭痛を起こす人が多いです。
温度変化
暖かい部屋から寒い外へ、寒い外から暖かい部屋へ行ったりきたりすると血管が拡張・縮小を繰り返し、頭の痛みにつながります。
夏は外と家の中の温度差が少ないですが、局地的な大雨・雷雨などで頭痛が起きる事があります(これも気象病です)
朝は平気なのに夕方・夜になってから頭が痛くなる人は温度差が原因かもしれません。
肩まわりの筋肉のコリ
冬は重ね着をしたり、ヒートテックやタートルネックを着る機会が増えます。首・肩周りの筋肉が固くなり、血流の流れが悪くなって頭痛が起きます。
片頭痛の人は、顔や首などに触れただけで、その刺激が痛みとして感知される場合があります。
これを「アロディニア」といい、髪の毛をとかす、メイク中に手が顔の肌に触れる、首元の詰まった服を着るといったことが刺激となります
引用:花王ヘルスケアナビ様
特に吐き気を伴わない鈍い頭痛、緊張型頭痛の人は筋肉のコリが原因になってることが多いです。
脱水症状
冬に意外と多いのが脱水です。
- ストーブ、カイロの使用
- クリスマス、忘年会でアルコールの摂取量が増える(※アルコールは脱水を引き起こす)
- 寝る時に電気毛布を使う
こうした事が脱水症状を引き起こします。
脱水症状のチェック
簡単な脱水症状のチェック方法です。
■手の甲をつまむ
1.手の甲をつまんで山をつくります。
2.山が立ったままだと脱水を起こしている可能性が高いです。
■爪を押す
爪を押して、白からピンクに戻るまで3秒以上かかったら脱水の可能性が高いです。
■尿の色をチェック
脱水を引き起こしている時は尿の色が濃いです。以下はNIKKEI STYLE様の引用です。
体液の濃さを一定に保つため、腎臓が尿の水分量を調節するのです。
体内の水分が多いときは尿が増えて色が薄くなり、水分が少なければ尿量が減って濃い色になります
「喉が渇いた」と感じた時にはすでに水分が足りていません。寒い時でも適度に水分をとりましょう。
冬頭痛を和らげる方法
寒い時期の頭痛を改善・予防する方法です。
生姜紅茶を飲む
1.市販の紅茶を用意します
2.小さじ一杯程度の生姜を入れて、飲みます。
生姜はすりおろし→ジップロックに入れて冷凍保存しておくとお鍋や餃子など、色々な料理に使えます。
こちらの方の動画が分かりやすいです。
生姜紅茶には代謝を良くする効果もあるのでダイエットにもおすすめです。
ヨガ・ストレッチをする
適度な運動は筋肉のコリを和らげ、頭痛を改善します。おすすめなのがヨガとストレッチです。
ヨガというと一連のポーズを連想しますが、全部やる必要はないです。気が向いた時に一つでも行って下さい。私が寝る前に必ずやってるのがこちらです。
1.四つん這いになります
2.頭を床につけて、腰をあげます。
頭痛が酷くなければ床につけた頭で小さく円を描いて下さい。頭には複数のツボがあるので、そこを刺激します。
もう一つが背中を反らすヨガです。
1.床に寝そべります。
2.両手で上半身を持ち上げます。
3.背中を反らします
ヨガは自律神経を整えてくれるのでストレス・片頭痛で悩んでる人におすすめです。
ストレッチは首まわし・肩まわしを10回ずつ、無理のない範囲で行って下さい。