人間の脳は面白いもので嫌いなものを聞くと拒否反応を示したり、憂鬱になったりします。
下の漫画は、私が知人のおじさん(パソコンが超苦手)の所にPCを診るために行った時の会話です。
好きな話題にくいつき、嫌いな話題にはそっと蓋をする。これが人間。ヒューマン・ヘルスケアの \エーザイ!/
私も某大統領の話題になるとそっとテレビのチャンネルを変えるのでよくわかります。
という訳で、この実体験+今まで出会ってきた人達との体験をもとに英語が苦手な人のタイプを5つに分けてみました。独断と偏見によるものですが、参考にしてみて下さい。
英語が苦手な人の特徴と5つのタイプ
一口に英語が苦手といってもそのタイプは様々。「固形のチーズは嫌いだけどピザは好き」というように、とても奥深いものです。
まずは自分がどのタイプかチェックしてみましょう。ここではざっくり5つのタイプに分けてみました。
- 拒絶タイプ
- 勉強嫌いタイプ
- 迷子タイプ
- 言語苦手タイプ
- シャイタイプ
1.拒絶タイプ
「英検」「TOEIC」という英語に関する言葉全てにアレルギー反応を起こすタイプです。このタイプの人は「外国人はみんな同じ顔に見える」「洋楽は全部同じに聞こえる」という人が多いです。
■特徴
・英語という言葉を聞きたくない
・日本人だから英語ができなくても良いという考え
・パソコンが苦手な人が多い
2.勉強嫌いタイプ
勉強という行為が嫌いなタイプ。テスト前に大掃除を始めたり、休憩という名のもとに2時間以上ゲームするのがこのタイプです。
■特徴
・ノートに文字を書くのが苦手
・教科書を開くだけでため息が出る
3.迷子タイプ
「どこでつまづいているか分からない」「大人になって英語を勉強したいけど何から始めたらいいか分からない」タイプ。
このタイプの人はやるべき事をやり始めたらぐんと伸びる人が多いと思います。
■特徴
・参考書を買ったら満足して終わる
・ノート、鉛筆、赤ペンなど形から入る人が多い
4.言語苦手タイプ
言葉・文章を組み立てるのが嫌いな人。国語が苦手な人が多い。
■特徴
・小説よりも漫画派
・相手の話が長いと思考が緊急停止する
・言葉より映像で物事を覚える人が多い
5.シャイタイプ
「授業で英語の発音を笑われてトラウマになった」「間違えるのが恥ずかしい」内気タイプ。日本人に多く、誰かと会話した後に「あの時もっとこういう言い方ができたのに…」と、後で一人で後悔するタイプ
■特徴
・頭の中では面白い事を考えてるのに、それを伝えられない
・発言の機会を逃がすと、一人でそれを引きずる
・間違える事に強く不安を感じてる
英語が苦手を克服するには
大人の場合は成績表もなく、試験もありません。子供の時よりも成果を感じる場が少ないのです。
英語を克服するコツは、自分なりの近道を見つけ、効率よく目標を達成することです。
意識を変える
特定のワード、話題が出るとシャットアウトする人は、まずその言葉に慣れる事から始めましょう。
3日間、日常生活に英語を取り入れてください。例えば英文を読んだり、ドラマを英語にして聴いたり、youtubeで海外の動画を観る時間を最低5分間入れてください。
始めは意味が分からずイライラしますが、人間には適応能力が備わっているので、3日間経つと慣れます。
「英語って思ったより怖くない」という変化を起こせば、その後の英語学習がスムーズに行きます。
逆に「やりたくねぇ!やりたくねぇ!」って思ってるうちは何をしても身につきません。
目標を決める
「海外旅行に行きたい」「映画を字幕なしでみたい」など、自分の目標をはっきり定めましょう。
あらかじめゴールを定めておくことで、自分がするべき事が見えてきます。目標の見つけ方はこちらの記事を参考にしてください。
関連記事:一から英語を勉強したい!初めにする事は文法よりも目標を決めること
おさらい
- 英語を勉強する前に、なぜ自分は英語が苦手なのかを考えよう
- 英語は怖くないよ。意識を変えれば、誰でも英語はできるようになるよ
こちらもオススメ→日本人が英語を聴きとれない原因は?英語の聞き取りのコツ