アブセンシア7話「被験者AとB」のあらすじと感想です。ネタバレを含みますので未視聴の方はお気をつけ下さい。
あらすじ【ネタバレ】
ジャックはエミリーをモーテルに運び出し、傷の手当てをした。数年ぶりの手術に自信がなく、酒をあおりたくなったが必死にこらえた。
エミリーの体から弾丸を摘出し、縫合に成功。エミリーは目を覚ました。
目を覚ましたエミリーはジャックにいくつもの質問をぶつける。パソコンに入っていた水責めの動画は何なのか、自分が誘拐された時、数年間兄はどこにいっていたのか。
ジャックは
「動画は個人の趣味で撮った。数年間いなかったのは、リハビリ施設に通っていたからだ。お前がいなくて自暴自棄になっていたから。
お前はいつも自分勝手で、助けてやってもお礼すら言わない」
と、エミリーにきつくあたる。
エミリーは兄を誤解していた事に気づき、命を助けてくれたお礼を言う。ジャックもエミリーを助けた事で人生をやり直すチャンスをもらえたと感じ、二人は遺体が握っていたペースメーカーの持ち主を探し出す。
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■ペースメーカーの持ち主、ルーファンシェン
ペースメーカーの持ち主は行動科学者のドクター・ルーファンシェンだった。6年前に失踪し、その後死亡と認定された。
シェンはエミリーが養護施設・バレットハウスを出て行ったあと、そこで院長をやっていた。
エミリーは何かが関係していると思い、シェンの兄弟の元を訪ねる。
――
兄弟の元を訪ねたエミリーは、シェンが遺した遺品を見せてもらう事になった。そこには古いウォークマン、バレットハウスと書かれたテープが置いてあった。
テープを再生すると、シェンと思われる男性の声が流れた。
「AとB、どちらかが水槽に入りなさい。選びなさい。君たちは特別な出来事に役立ってるんだよ」
ホースから水が流れ出す音と子供の悲鳴。シェンは水槽に子供を入れる「実験」を行っていたのだ。
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■逮捕されたジャック
エミリーと分かれた後、ジャックは警察に連行される。エミリーに人生をやり直すチャンスを与えられたと感じたジャックは、取り調べにも無言を貫く。
トミーはセメロフのハードディスクを検証し、ジャックが不正して貯めたお金は全て売春婦を買う為だった事を把握していた。彼にはエミリーを監禁するだけの金はなく、監禁の罪は犯してないと考えられた。
しかし、エミリーの居場所を言わない彼をトミーは犯人隠避の罪で逮捕した。
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■誘拐されたアリスとフリン
ニックがアリスの姉の家に向かうとドアの窓ガラスが割れ、部屋は荒らされていた。そこにアリスとフリンの姿はなく、一台の携帯電話のみが置いてあった。
携帯電話の画面には動画の再生マークが映っていた。動画を再生すると
「愛してる。私達もうすぐ会える」と、エミリーがニックに対して愛の言葉をささやいていた。
感想
ついにアリスとフリンに魔の手が…!
それにしてもアリスのお姉さん、アリスにそっくり。
最後の動画は犯人がエミリーに濡れ衣を着せるために仕組んだ罠なのかな。何だかあからさまな気がするけど。
果たしてこれは10話で終わってくれるのか。それが一番心配です。
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