アブセンシア6話「兄と妹」のあらすじと感想です。ネタバレを含みますので未視聴の方はお気をつけ下さい。
6話あらすじ【ネタバレ】
エミリーに銃を向けたトラック運転手、ラリー。彼はエミリーが逃亡犯だと気づいたが、警察嫌いの彼はエミリーの逃亡を手助けする約束をする。
ラリーのおかげでボストンまでたどり着いたエミリー。人目につかないよう、開いている窓から兄のジャックの部屋に忍び込む。
「兄さん、いないの?」
ジャックは留守だった。エミリーは台所の棚にあったビンの中に携帯を隠し、再び瓶を棚に戻した。
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ジャックのパソコンを開き、ハイター医薬品販売店というサイトにアクセスするエミリー。しかし、パスワードがわからずログインできない。
ログインできないままパソコンの前に座っていると、急にパソコンの画面にメッセージのやりとりが写しだされた。
「昨夜は楽しんだ?」
「縄と水攻めだ、後で動画を送る」
やり取りをしていたのはジャック、そしてセメロフが経営していた店の売春婦だった。
エミリーはジャックのPCから、女性が裸で水責めにされている動画を見つける。呆然とするエミリーだったが、その動画の女性の叫び声を聞いた隣人が警察に通報。エミリーは慌てて窓から逃走する。
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エミリーは、ジャックとメッセージのやり取りをしていた売春婦の元に向かう。彼女は
「ジャックとは二週間に一回会っていた。それを二年間繰り返した
でも、ある日からぱったり連絡が来なくなった」
ジャックからの連絡が途絶えた時期は2011年3月頃。エミリーが何者かに誘拐された時期だった。
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売春婦が叫んだため、エミリーは店内の人間と撃ち合いになり、腹部に銃弾を受ける。施錠されていない車を見つけ、何とか逃走を計るが傷がひどく、とある墓地の前でうずくまってしまう。
エミリーはジャックの部屋に隠した携帯にメッセージを送る。
「兄さん、今お母さんといるの。もう時間がない。けがをしてるの。一目でも兄さんに会いたかった。お願い、来て」
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■ハーロウ逮捕の決め手となったカーターという人物
ニックはハーロウの事件を再び一から洗い出していた。ハーロウが逮捕される決め手になったのは、カーターという人物が「ハーロウと被害者が一緒にいる所をみた」と証言したからだった。
しかし、唯一の目撃者であるカーターは数日後にヘロイン中毒で死亡している。警察署内でもカーターと直接会話をしたのはエミリーだけだった。
ニックはエミリーが目撃情報をでっちあげたのではと疑い始める。
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■兄ジャックが病院を解雇された理由
一方、トミーはSMポルノ、水責め動画を所持していたジャックについて捜査を開始。
ジャックが勤務していたパークビュー病院に行き、彼の元上司にジャックを解雇した理由を尋ねる。
「ジャックはアルコール依存症だった。妹がいなくなり、父親はショックで倒れた。無断欠勤も増えた」
また、ジャックがいる間に院内で不正が発覚した事も判明。運営費がなくなり、医療品の架空請求があったのだ。
ジャックは秘かに隠し口座を作っており、そこには医師の給料とは思えないほどの大金が入っていた。また、ジャックは病院をクビになったあと、医療品の販売をしていた。
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■複数の遺体
解剖の結果、森で発見された遺体は瞼が切り落とされていた。後日、更に複数の遺体が同じ森から発見される。
感想
女性が水責めにされている動画がトラウマになりそう…(;_;)<ジャックのアホ
どうやらジャックの趣味で、そういうプレイの動画だったようだけどそれでもあんなのは観たくなかったよ…。
ジャックはどうしようもないクズで、部屋は汚いし食品の管理も雑だしどうしようもない野郎だけど、真犯人ではないのかな?
前半では「警察内部に裏切者がいる」って話があったから、そいつに利用されてるだけなのかも。
あらすじで書き忘れたけど、ニックの再婚相手のアリスは「自分がエミリーの身代わりにされてる」と感じ、姉の家に行くことになりました。
アリスが赤ちゃんを授かった事を知ったニックは「話し合おう」というけど、アリスはニックとエミリーが関係を持った事をどうしても許せないもよう。そりゃそうじゃ(オーキド博士)
事件解決もプライベートも、頑張れ! 土田大さんニック!
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